山野草の仮画像リスト

写真は一部、借用してますが、自前で撮影次第、
差し替えますのでそれまで、お許しください。
薬草名 ツクシヒトツバテンナンショウ(筑紫一ツ葉天南星、別名 タシロテンナンショウ)
写真
コメント ツクシヒトツバテンナンショウ(筑紫一ツ葉天南星、別名 タシロテンナンショウ)はサトイモ科 テンナンショウ属で霧島の高千穂河原やえびの高原でしか見れない花。
よく似た種類に平地で見られるマムシグサというのがあるがこれは霧島の高い所にはマムシグサはない。外側に仏炎苞という筒形の一種のカバーをつけ、この中には雄花や雌花が包まれている。そして秋には真っ赤な実をつける。
宮崎県を分布の中心とする九州中南部の固有種。ツクシマムシグサと比して葉に鋸歯がないものが多い。葉は1個としてヒトツバというが、茎から2個出ているので不思議に思った。原因は、命名時に、たまたま葉が1個のものを基準標本にしたのでヒトツバになったという。誠に紛らわしいかぎりである。本種は、色や形に変異が多く、栄養状態により雌雄がきまるという。夏にとうもろこしのような形の実をつけその後、真っ赤に熟す。
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